サブリースする側の責任

不動産のサブリースを行うにあたって、不動産オーナーとどうかかわっていくかというのは、その不動産オーナーや、サブリースの契約形態によって、さまざまです。
まず、サブリースの契約内容が、どんな状態であっても、サブリースする側が、不動産オーナーに一定の賃料を支払う、というものであれば、かかわり合いというのは、とても単純になります。
たとえテナントが入居していようと、空室があろうと、不動産オーナーとしては、その固定の賃料が入ってくればいいわけですので、それだけの報告、そして入金があれば十分、ということになります。
けれど、最近では、そういった固定の賃料というだけではなくて、テナントの入居の収益分についても、不動産オーナーへ還元するといったかたちのサブリースも出てきました。
たとえば、賃料収入の何パーセントを不動産オーナーへ、そして残りをサブリースする側へのフィーとしてわたす、といったような形態のサブリースです。こういった場合には、テナントの賃料の金額や、退去の情報、新しいテナントの入るめど、そういったものも不動産オーナーと共有すべき内容になってきます。
特に、不動産オーナーとして気になるのは、退去しそうなテナントがいるとか、空き部屋に新しいテナントがいつ入るか、といったことだと思います。
なので、サブリーサーは、そういった退去しそうなテナントがいないか、ビルにたびたび訪れてテナントの動向を探ったり、入居候補のテナントの案内をしたりして、細かに情報を集めなければなりません。
もちろん、そういった情報をどれだけほしがるか、というのは、不動産オーナーによってまた異なります。
基本的にはサブリースする側にまかせるよ、うまくやってくれ、という姿勢の不動産オーナもいますし、ひとつひとつ自分で決断したい、逐一報告してくれ、という不動産オーナーもいます。
けれど、たとえ、全て任せるよ、という不動産オーナーであったとしても、情報収集を怠ると、サブリースする立場としては、責任を全う出来ないような事態にもなりかねません。
入居していたテナントが、実は経営状態が思わしくなく、あるとき突然倒産してしまったりするような場合です。
倒産してしまえば、賃料収入がなくなりますので、大変な損失となります。
こういった事態をさけるためには、サブリースする側としては、きちんと不動産の運営状態、テナントの動向を把握し、そして不動産オーナーに対して報告していく必要があると言えます。

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